ホンジュラス オルランド・カルバハル/ロス・ピノス農園 ティピカ種 ナチュラルプロセス 浅煎り
同国COE2023年7位、2022年11位受賞歴のある優良生産者
エレガントで色気を感じる甘みと風味を感じます
【生産エリア】西部レンピラ県サン・アンドレス
【生産者】オルランド・カルバハル
【プロセス】ナチュラル
【品種】ティピカ(原種)
【標高】1,600m
【焙煎具合】浅煎り/LIGHT ROAST
【 TASTING NOTE 】Raspberry,Apricot,Grape,Wine,Cinnamon,BrightAcidity,CreamyMouthFeel,LongAfterTaste,SweetFinish,Elegant.
【価格】2000円(100g)〜
ホンジュラス国際コーヒー品評会 カップオブエクセレンスにて2023年11位、2022年11位に輝いた優良農園。
2020年3月、世界が新型コロナウイルス感染症で混乱し始めたころに当店ロースター末吉がホンジュラス訪問時にとても魅了され買い付けた逸品です。
農園主のオルランド カルバハル氏は、コーヒーを大量生産して生計を立てるプランを思い描き、開業資金を得るためアメリカへ2年間出稼ぎに行きました。
その後、コーヒー生産者になりたいという子供の頃からの夢を叶えるため、最愛の妻と共にコーヒー栽培を始めました。
月日が経つにつれて多くの農園を所有し、様々な栽培品種を持つようになり、量から質に目を向けて試行錯誤を繰り返すようになりました。
その結果、2018年のCup of Excellenceにおいて、2位を受賞することが出来ました。
ロスピノス農園では、収穫時に2つのバッグを担ぎ、1つには完熟果実、もう一つには未成熟果実と過熟果実を摘み取り、部分的に剪定しています。
パルピング(果肉除去作業)は収穫日と同日に行われ、ドライファーメンテーションを経て、クリーンな水を用いて水洗処理が施されます。
オルランド氏は、以下の5つに取り組んだことがCOE入賞に繋がったと考えています。
1.苗床を作るために土壌を消毒し殺菌した。
2.土壌の酸性度(pH)をバランスよく保つために、石灰を撒いた。
3.土壌を肥沃にするため肥料を施し、葉面散布した。
4.シェードツリーを調整した。
5.収穫したチェリーが発酵しないよう、毎日パルピングを行った。
一つ一つの工程を大切にすることで、より良質なコーヒー生産へ繋がるということが、彼のコーヒーからは感じることができました。