とてもきれいで透き通るような口当たりで、優しく甘みとコクが素晴らしい。
【農園名】グアタロン農園
【生産者】ギジェルモ・フアレス
【エリア】グアテマラ東部サンタロサ県サンタロサ・デ・リマ市ベレン村
【プロセス】フーリーウォッシュド:伝統的な水洗式プロセス
【乾燥】パティオ
【品種】カツーラ種
【標高】1,450-1,850m
【年間降水量】1,900mm
【収穫期】11月‐3月
【買付】2019年3月現地買い付け
【 TASTING NOTE/コーヒーの味の印象 】BrownRosted,BitterChocolate,SilkyMouthFeel,SweetAfterTaste,WellBalance.
【価格】1790円〜
2019年現地買い付け時に当店ロースター末吉が出会った素晴らしいコーヒーです。
カップオブエクセレンス受賞実績
Cup of Excellence: 2014 -17th Place
Cup of Excellence: 2016 -16th Place
Cup of Excellence: 2018 -15th Place
Cup of Excellence: 2019 ‐15th Place
その道は予想だにしない美しい風景にあなたをいざないます。
道が細くなるにつれて、美しい自然、壮大な山の風景が開け、やがてグアタロン農園がみつかります。
グアタロン農園は5つの区画にわかれています。
ラ・ロマ、エル・クヘ、ラ・ブガンビリア、エル・パフイル、グアタロン。
ラ・ロマは県境を越えてハラパ県にあり、他の3つはサンタロサ県、サンタロサ・デ・リマ市になります。
父方の祖父ダニエル・フアレス(1883−1976)は20世紀の初め(1910年)この地域に初めてコーヒーの商業栽培を確立した人物です。
彼が導入したのはティピカとムンドノーボ品種でした。
そして父フアン・アルベルト・フアレス(1929−2012)だけが後を継ぎ、1970年代にエル・クヘ区画(4ヘクタール)にコーヒーを植えました。
ここにはパチェ、サンラモン、カツアイを植えました。
2012年、グアタロン農園のコーヒーは、あと一歩でCOE受賞のところまで行きました。
このロットは24位でしたが、COEの受賞までは23位までと、もう一歩でのところで受賞を逃しました。
グアタロン農園はいつもナショナルラウンド・インターナショナルラウンドまで残っています。
あと一歩の足踏みが続きましたが、2014年5月16日、ついに入賞することができました。
グアテマラ最高のコーヒー農園の一つとして選ばれたのです。
「私たちはそれを達成とは考えませんでした。これからも将来にわたってコーヒーの品質を高める努力を続けようと考えました。」
そう話してくれたギジェルモ・フアレス氏。
その後、COEを3度受賞し、グアテマラでも優良なコーヒー農園として名前を知られるようになりました。
現地買付ではカツーラ種らしい明るく華やかな酸味特性とオレンジのような風味特性を感じ、とても綺麗な液質(クリーンカップ)で品質の高さを十分に感じました。
今回の焙煎具合は深煎りでのご提案となり、ビターチョコを感じながらも、その中に甘味が余韻とともに残ります。