コロンビア ナリーニョ地区 / フォルトゥーナ農園 中煎り
杏やオレンジのような風味、バランスの整ったミルクチョコレートのような甘み。
【生産エリア】ナリーニョ県ラ・ウニオン地区
【生産者】ベアトリス・エスペランサ・ウルバーノ
【プロセス】ウォッシュド
【品種】コロンビア種
【標高】1,715m
【焙煎具合】中煎り/Medium Roast
【 TASTING NOTE / コーヒーの味の印象 】Floral,Milkchocolate,Apricot,Orange,BrownSugar,StructureAcidity,RoundMouthFeel,CleanCup,WellBalance.
【価格】1650円〜
コロンビア南部の著名なコーヒー産地であるウイラ県。
かねてより高品質コーヒーの産地として知られていたこの地域は、今やコロンビア最大のコーヒー産地となっています。
マグダレナ河が流れる山脈地帯に挟まれた渓谷に位置しており、特に南部の高い標高で育まれたこのコーヒーはその品質の高さから日本国内でも人気で、小規模生産者によって生み出される伝統的な水洗式コーヒーは優れたフレーバーがあります。
コロンビア最南端にあり赤道直下のナリーニョ県。
長らく、反政府組織の活動が活発で、スペシャルティコーヒー産地としてのポテンシャルが眠ったままといわれてきた生産地です。
コロンビアのスペシャルティコーヒーの生産者育成と輸出に取り組んでいるBANEXPORT社では、近年このナリーニョ県に拠点を開設し、小規模生産者に生産方法を指導して、また、品質に応じて高値でコーヒーを買い付けて、海外のスペシャルティコーヒーバイヤーへつないでいます。
ラ・フォルトゥーナ農園はナリーニョ県の有数のコーヒー産地ラ・ウニオンにある1.7ヘクタールの小さなコーヒー農園です。
女性生産者ベアトリス氏は、BANEXPORT社からスペシャルティコーヒー作りの指導を受けました。
コロンビア品種のコーヒーチェリーは紫色になるまで完熟してから収穫、収穫後、12時間チェリーのまま発酵、その後パルピングを行ってからさらに24時間の発酵工程を実践しています。
小さな農園ですが、パルパー等を常に清掃して清潔に保つなどの活動を実践して、スペシャルティコーヒーとして高い価格でのコーヒー販売が実現できています。
沖縄セラードのコロンビアのスペシャルティコーヒーは現在ほぼすべてにおいて、BAN EXPORT社から輸入したものをシングルオリジンとして販売しています。
カウカ、ウィラ、ナリーニョの3つのエリアで生産されたスペシャルティコーヒーはそれぞれに素晴らしさを持ち、コロンビアコーヒーの品質の高さと、奥行きの広さを感じさせてくれます。