この時点でコーヒーチェリーとして収穫したコーヒーはコーヒー生豆となり、その量は収穫時に比べ、約1/10まで目減りします。そして焙煎後さらにその20%程度目減りします。
栽培→収穫→パルピング(果肉除去)→ミューシレージ(粘液質)除去→乾燥→乾燥後の生豆の水分値を安定させる為のエイジング(2ヶ月)→脱殻→ハンドピック(欠点豆除去)→焙煎
この工程をすべて終えて、ようやく皆さんの知る茶色のコーヒー豆となります。
栽培だけで8年を有し、収穫後、コーヒー生豆にするまでに2か月という時間が経過しました。
ここで知っていただきたいのが、コーヒーが飲み物になるまでの過程がいかに時間がかかることか。
今季も昨季同様に台風の影響や、梅雨時期の降水量が原因となり収穫量は減少しています。
知っていただきたいのが、いかにコーヒーという飲み物の生産効率が悪いか。
そして普段日本で飲まれるスペシャルティコーヒーの品質が高く、生産者の努力がその1杯に反映されているか。
沖縄セラードコーヒー自社農園「アガリバル農園」のコーヒーはこれからもさらなら品質向上を目指し、そしてなおかつコーヒーの素晴らしさを伝えていくという使命を真っ当していけたらと思っております。