ケニア カリイ ファクトリー AA
グレープフルーツのような明るさ、ベリーのようなコクのある甘味
【生産者】ムティラ生産者組合(代表サイモン氏)
【ファクトリー】カリイファクトリー
【エリア】キリニャガ
【規格】AA/スクリーンサイズ17(6.8mm)以上
【プロセス】ケニア式(ウォッシュド)
【品種】SL28,SL34,Ruiru11,Batian
【標高】1,500m-1,700m
【焙煎具合】浅煎り
【 TASTING NOTE 】Grapefruit,BlackBerry,Cleancup,Silky&JuicyMouthFeel,BrightAcidity,Rich,
【価格】1620円〜
1984年に設立されたカリイ・コーヒーファクトリーは1ケニアコーヒー名産地の一つ、キリニャガ地区に位置する(ニエリとキリニャガの境界、首都ナイロビから約70マイル)「ムティラ生産者組合(農協)」傘下のコーヒー水洗処理・乾燥場です。
ムティラ生産者組合は、カリイ・ファクトリーの他にMutitu、Kagumo、Ngorano、Mugaya、Kiangundu、Kiamutiraの6つのファクトリーを統括しています。
カリイ・ファクトリーは約300名のメンバーで構成されており、それぞれの農園は平均して0.2Haほどの土地で200本ほどのコーヒーの木を育て、収穫後はカリイ・ファクトリーに持ち込んでいます。
1500m以上の高い標高で栽培され、人の手により一つ一つ丁寧に収穫された完熟のコーヒーチェリーはこのファクトリーで、パルピング・水洗処理・乾燥されています。
コーヒーを持ち込むほとんどの農家がケニア特有のSL-28やSL-34という品種を伝統的に栽培しており、近年このエリア全体で起こっている気候変動に対処するためシェードツリー(アボカドやマカダミアナッツの木)を使用しています。
年間を通して400トン以上のチェリーが持ち込まれ、およそ70トンのパーチメントコーヒーに仕上げられます。
持ち込まれたチェリーは、発酵槽で12-16時間の発酵工程を経て水洗しミューシレージが除去されます。
その後、24時間のソーキングを経て完全に粘液質の除去されたウェットパーチメントに仕上げられ、アフリカンベッドで7日から最長で14日間じっくりと水分調整を行いながら、乾燥されていきます。
コクのある甘さが印象的なカリイ ファクトリーAA。
キング オブ アフリカの名に相応しい重厚感かつリッチな味わいが楽しめます。