メキシコ COE 2019 14位 サン・ラファエル農園 ブルボン種
バニラやイチゴ、シナモン、ワインを感じる複雑な味わい、黒糖のような甘み。
【農園主】サントス・モンティエル・オチョア
【生産エリア】ベラクルス、カルバハル、コサウトラン
【標高】1,380m
【プロセス】WASHED/水洗式プロセス
【品種】ブルボン種
【TASTING NOTE】
【 TASTING NOTE 】Brown sugar, Winy, Vanilla, Strawberry, Cinnamon, Complex,Brightacidity, CreamyMouthFeel, LongAfterTaste, and more.
【価格】1350円(100g)〜
中南米、アフリカ(ルワンダ、ブルンジ)を中心にその年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のものを選ぶプログラムです。
国内予選を勝ち抜き、国際審査員により『最高のコーヒー』として評されるわずかなコーヒーだけに『カップ・オブ・エクセレンス』の称号が授与されます。
受賞得点は86点以上から2016年に引き上げられ、より厳選されたロットのみがその称号を与えられます。
そのコーヒーは透き通る液質で、際立つ高品質なコーヒーだけが持つ、特有の風味、口に含んだ質感、甘さが引き立つフレーバー、余韻の素晴らしさを兼ね備えています。
3ヘクタールの広さを持つサン・ラファエル農園の主な生産品種はブルボン、ティピカ、カツーラ。完熟具合を確認しながらコーヒーチェリーの収穫を行います。
収穫後の生産処理の発酵プロセスでは発酵過程で出る二酸化炭素ガスの排出口の付いた密封タンクを使用し発酵工程を行われており、低温で135時間の発酵を行われています。
乾燥はアフリカンベッドを用いて28日間という長い時間をかけてゆっくりと日陰で乾燥させています。
サン・ラファエル農園の小気候は岩が多い地形と年間通して温度が低いため、通常はコーヒーの栽培を行わない地域にあります。
その地域で収穫されたコーヒーはパーチメントが黄色がかり、乾燥が進むにつれてオレンジ色に変化していきます。
乾燥が終えると、パーチメントコーヒーのサイズを合わせるためにふるいにかけられます。
そのひと手間によって、より甘味を感じることのできるコーヒーへとなります。
このコーヒーの最大の特徴は発酵プロセスにあると思います。
気密性の高いタンクで発酵による二酸化炭素を除去しながら135時間という長い時間の発酵工程を置くことにより、より複雑な風味が生まれる要因となります。