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PERU NW 2022#4/SANTA SOFIA/ LIGHTROAST 100g

ペルー ボラーニョス・トレシージャス カトゥーラ、ブルボン ウォッシュド

白桃を思わせる甘さと香り、透明感のある液質と上品でエレガントな味わい


【農園主】エルテリオ・ボラーニョス・トレシージャス
【生産エリア】フニン県
【プロセス】ウォッシュド
【品種】カトゥーラ、ブルボン
【スコア】85.43point(NW#4)
【焙煎具合】浅煎り/Light Roast

【TASTING NOTE】
White Peach, Sweet Citric, Silky, Long After Taste, Clean Cup, Elegant



ペルー ナショナルウィナー2022南米のコーヒー生産国ペルーは日系人の多い国でもあり、マチュピチュやナスカの地上絵などは世界的な観光地として日本でも人気があります。またアルパカの生まれ故郷としても親しみのあるコーヒーの生産国です。
スペシャルティコーヒーの生産地としては あまり知られていませんでしたが、2017年にCup ofExcellenceが開催されると、ペルー産のスペシャルティコーヒーの品質の高さが世界中に知れ渡り、現在では生産者サイドでもスペシャルティコーヒーづくりへの熱意が急激に高まっています。
ペルーのコーヒーの多くは小規模な農家の手によって生産されています。標高5000メートル級の山々が連なるアンデス山脈の山間や渓谷部で無名の生産者によって細々とつくられたコーヒーの中に、素晴らしい風味を持ったものが次々と発見されています。スペシャルティコーヒーの生産地として今後期待の高まる生産国です。


エルテリオ・ボラーニョス・トレシージャス氏は1966年、ウアンカベリカ地方のパテイ県で生まれたケチュア語を話すコーヒー生産者です。奥さんのマルガリータ氏と結婚し、5人の子宝にも恵まれました。1998年にパンゴアという地にたどり着き、そこでコーヒーの収穫の労働者として働いていました。2007年になるとそれまでの努力の成果で貯めたお金で、サンフアン・デ・プエブロ・リブレという町の中心部、標高1700mのところにある農地を手に入れました。
コーヒーへの情熱のおかげで、カトゥーラ品種とブルボン品種の高品質なコーヒーを栽培、マーケットへ販売することができるようになりました。現在でも、コーヒーの販路の獲得はなかなか難しいものの、高品質なコーヒーを生産しようとする不屈の精神は持ち続けています。
PROVRAEM de MIDAGRIという組織の技術サポートおかげもあり、現在 農園では収量や収穫、収穫後の手入れなどの向上や改善が行われています。
「常にベストを尽くします」と、コーヒーの仕事について尋ねられるたびに、エルテリオ氏は答えます。


A.C.E. National Winnerとは
「ナショナルウィナー(NW;National Winner)」とは、カップ・オブ・エクセレンス(COE;Cup of Excellence)の国内予選を通過したものの最終国際審査では惜しくもCOEとして選ばれなかったコーヒーのことです。「ナショナルウィナー・オークション」を通じて各国のスペシャルティバイヤーに販売されます。
当商品は2021年のCOE国内予選を通過したロットで、カップ・オブ・エクセレンスにはわずかに届かなかったものの、十分に素晴らしい品質のスペシャルティコーヒーです。
(「A.C.E;Alliance for Coffee Excellence」は、COEを主催している非営利の団体です。)

COE PERU 2022
コロナ禍では各生産国の国内予選を通過したコーヒーのサンプルを世界各国のジャッジに送り、それぞれのジャッジのもとで評価と集計を行いCOE受賞コーヒーを選ぶGlobalCoffee Center(GCC)方式での開催でしたが、2022年大会はコロナ渦同様にペルー現地での開催となりました。
ペルー国内から厳選された40ロットが出品され、うち29ロットがCOE入賞を果たし、11ロットは悔しくもCOE受賞は逃したもののナショナルウィナーに入賞しました。今回出品されたロットのうち半数近くがゲイシャ品種のコーヒーでした。
新型コロナウイルス感染症の世界流行を受け、変容を遂げた様々な状況も少しづつコロナ渦以前の状態を取り戻しています。
  • 1,800円(内税)
豆or粉