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HONDURAS / ANTONIO LOPEZ Washed Medium Roast 200g

チョコレートやアプリコットのようなコクとオレンジのような華やかさと整ったバランス


【農園名】ラ・コンキスタ農園
【生産者】アントニオ・ロペス
【エリア】エルパライソ県、トロヘス、プラネス
【プロセス】ウォッシュド
【品種】パライネマ
【標高】1,300m
【焙煎具合】中煎り/MEDIUM ROAST

【TASTING NOTE】
Chocolate, Apricot, Orange, Creamy Mouth Feel, Cleancup, Well Balance


ホンジュラスは中米に位置するコーヒーの生産国です。中米最大、中南米では第3位の生産量を誇
ります。ホンジュラスのコーヒーはこれまで、品質のあまり高くないリーズナブルなウォッシュド・アラビカのコーヒーとして業界では扱われてきましたが、その一方で2010年頃より徐々に、スぺシャルティコーヒーの生産地として世界的にクローズアップされてきました。
ホンジュラスではIHCAFE(イカフェ、ホンジュラスコーヒー協会)が潤沢な予算をもっており、新品種の導入や、スペシャルティコーヒーの振など、組織的な生産者支援が行われていることも品質向上の背景において重要です。スペシャルティコーヒーの生産者の多くは家族経営の中小規模の農園で、ウォッシュドを中心にハニーやナチュラルなどのマイクロロットのコーヒーを生産しています。



Raga Cafe
Raga Café(ラガ・カフェ)は、IHCAFEの元研究室長でもあり、COEの国際審査員として活躍するRony Gamez(ロニー・ガメス)氏が2014年に立ち上げたホンジュラスの輸出業者です。輸出コストFOB価格など全て生産者に開示し透明性のあるビジネスを行っており、ロニー氏のサポートを受けてスペシャルティコーヒーの生産を始めた生産者は、以前と比べて収入が2〜3倍になり、生活水準が向上するなど社会的に大きな影響を与えています。ホンジュラス中の農園を周り、農業に関する技術指導品質管理の指導を行う農業技官としての顔も持ち、ホンジュラスのコーヒー業界にとって重要な人物の一人です。
(当ロットもラガ・カフェを通して買い付けを行いました。)


Parainema
パライネマ品種
パライネマ(Parainema)はIHCAFE(ホンジュラスコーヒー協会)によって開発された栽培品種です。外観は細長く、比較的大粒で、表面に艶があるのが特徴です。サチモール品種に由来し、線虫(根の病気)やさび病に耐性を持つ品種として国内に普及していますが、それと同時にカップクオリティの高さにも注目が集まっています。実際に2021年のホンジュラスCOEでは、入賞した25ロット中8ロットがパライネマでした。



アントニオさんは(2021年現在で)今から10年ほど前からコーヒーに興味を抱き、知り合いや家族に相談して、コーヒーを栽培できるようになりました。当時はコーヒーの種も持っていないような状況でしたが、一生懸命働いて貯めたお金で、農園にコーヒーの木を植えました。農園には現在、パライネマ品種のコーヒーが植えられています。
農園では園内の整備や施肥などが行われ、収穫時にはアントニオさんの家族のほかに3人の労働者さんがコーヒーチェリーの収穫を行っています。収穫後には、ダメージのあるコーヒーチェリーや未成熟のチェリーの分別も念入りに行われています。果肉除去作業は収穫したその日に行われ、24時間ほど発酵させていきます。この精製工程はたった3人で行っているそうです。
「これまで、バイヤーさんのおかげでコーヒーを販売する機会を持つことができました。私の将来の目標は、
年々コーヒーの品質を向上させ、農園を維持し続けていくことです。私のつくるコーヒーを一杯一杯、たのしんでほしいです。」とアントニオさんは言います。
  • 1,720円(内税)
豆or粉