梨やマスカットにオレンジの様な柑橘を思わせる果実味。
滑らかな質感が酸と甘さのバランスを心地よく感じさせます。
【農園名】エル・インヘルト農園
【農園主】アルトゥロ・アギーレ
【プロセス】フリーウォッシュド
【品種】ブルボン種70%、カツアイ30%
【標高】1,500m-2,000m
【認証】レインフォレスト・アライアンス認証
【 TASTING NOTE 】Pear, Muscat, Orange, Citric&Maric acidity, Clean cup, Smooth mouth feel, Sweet finish, Well balance.
【価格】1750円(100g)〜
エルインヘルト農園は、グアテマラ北西部ウエウエテナンゴ県の谷沿いに深く入ったラ・リベルタ(La Libertad)村に位置し、敷地面積750ヘクタール(コーヒー栽培エリア250ヘクタール)の広大な敷地の中で営まれています。
この地区は平均気温が16−28°Cと冷涼で、年間降水量1,800-2,000mmと適度な湿度があり、有機物質に富んだ火山性の土壌を有します。
明確な乾季が均等な開花熟成を生み、結果として最上級の酸味、ボディ、味わい、ほのかなワインのようなアロマを持ったコーヒーを生み出します。
農園は大変良く手入れされており、樹の形、枝の勢い、葉の色・実の付き方が素晴らしく、一目でわかります。
堆肥には、ミミズを使って作り出した有機を使用するなど環境にも最新の注意を払っています。
敷地内の470ヘクタールの天然雨林は、動植物の自生を維持するとともに、この農園に最適な気候をもたらします。
収穫では完熟赤実のみが手摘みされ、伝統的な水洗処理工程を守って精製処理されます。
果肉除去された後60−72時間をかけて発酵槽に浸けられて成熟し、山から流れてくる豊富な湧水を利用し洗浄します。
こうして充分に甘味をもったパーチメントがパティオ(天日乾燥場)で丁寧に乾燥されます。
また、農園独自にドライ・ミル(選別工場)を所有しており、すべての工程を一貫して行っております。
良いコーヒーを生産する為に、オーナー自身の徹底した研究・管理のもとで伝統的なグアテマラのコーヒー生産技術に守られたコーヒーは素晴らしい味わいを有しています。
このエル・インヘルト・ウノ農園のコーヒーはグアテマラのスペシャルティコーヒーコンペティションにおいて、毎年上位に入賞しており、まさにグアテマラの頂点に位置するスペシャルティコーヒーとえるでしょう。