オレンジやアプリコットのような風味、シロップのような質感
【農園名】Pena Blanca
【プロデューサー】エヌアル・ロドリゴ・ムニョス・ラモス
【エリア】コロンビア南部、ナリーニョ県、サン ペドロ カタゴ
【プロセス】ウォッシュド
【品種】コロンビア
【標高】1,700m
【焙煎具合】浅煎り/LIGHT ROAST
【 TASTING NOTE 】Kumquat, Orange, Orange peel, Floral, Apricot, Maric acidity, Syrup mouth feel, Clean cup.
【価格】2000円〜
コーヒー栽培を始める前、エヌアル氏は畜産業に従事していました。
畜産業で貯めたお金でナリーニョに家を建て、余った土地でコーヒー栽培を始め、最初はコモディティコーヒーを栽培していましたが、高値で取引されているスペシャルティコーヒーを知り、それ以降はブルボン品種、コロンビア品種を中心にスペシャルティコーヒーの栽培に注力しています。
エヌアル氏はこれから様々な品種やプロセスにチャレンジしていきたいと述べています。
農園のメインクロップは3月〜6月まで、今回のロットは11月から12月に収穫されたサブクロップです。
収穫前に農園を巡回し、どのコーヒー木が収穫できるか見極め、完熟した豆だけを丁寧に収穫しています。
BANEXPORT社は、コロンビアのスペシャルティコーヒーの生産者育成と輸出に取り組んでいます。
?新品種カスティージョ品種に適した収穫タイミング(今までの品種より2週間遅いタイミング)、?適切な自然発酵時間(農園の気温・環境によって変わる)?適切な乾燥方法(ビニールハウス付きのアフリカンベッド)などを小規模生産者に指導しています。
また品質に応じて高値でコーヒーを買い付け、海外のスペシャルティコーヒーバイヤーへの橋渡し役を担っています。
現在BANEXPORT社が取り組んでいるのがエキゾチック品種の試験栽培です。
すでに自然発酵や乾燥の技術を習得した生産者に、ゲイシャやピンクブルボンなどの希少品種の苗を配り、こうした品種の栽培技術の研究も行っています。