ミャンマー/グリーンランド農園 SL-28
ブラックベリーやカカオの風味、バランスの取れた味わいと甘い余韻
【農園名】グリーンランド農園
【農園主】サイゴン・マイン
【エリア】ピンウールウィン、マンダレー地区
【プロセス】ナチュラル
【品種】SL-28
【標高】1,150m
【焙煎具合】LIGHT ROAST
【 TASTING NOTE 】DarkCherry, BlackBerry, Cacao,BitterChocolate, RoundMouthFeel, SweetAfterTaste, WellBalance.
【価格】2000円〜
グリーンランド農園はマンダレー管区と北シャン州の境目に近いピンウールウィンとモーコックの間にある街道沿いのターカン村にあります。
サイワン家は1998年にこの海抜1127〜1158メートルの土地を取得後、1999に初めてコーヒー栽培を始めました。
400エーカーの農園にアラビカ種を育成、シェードツリーはシルバーオーク(樫木)、マカダミアナッツの樹々になります。
農園ではシェードツリーの異なる栽培間隔、肥料や太陽光発電による散水ポンプ、ドリップ散水システム等の試験を行い、データを蓄積しています。
グリーンランド農園主である、サイワン・マイン氏は子供の頃、ヤンゴンからシャン州北部の親戚を訪問する度に車窓から見たピンウールウィン近郊のコーヒー農園の風景を思い出として大切にしていました。
現在彼はミャンマー国内でも有数のアラビカコーヒーの大規模農園の運営を行い、コーヒー豆品質競技会でいくつもの賞受賞しています。
2003年には国連食糧農業機関主催の品評会の運営を行い、コーヒー豆の優秀育成家として賞を受賞しました。
1991年から彼は家業の一つである輸出業に携わり、1995年ヤンゴン大学地理学科を卒業後は、塩精製所の経営に関わりました。
1993年には並行してミャンマー南部にて1000エーカーのゴム農場の運営に参加し、1998年にこの農園を売却するまで経営に携わりました。
この時期に彼はコーヒー農場の運営に専念することを決意しました。
妻と息子二人を持つサイワン氏はミャンマーコーヒー協会の中心人物の一人であり、国を代表するコーヒー産業の先駆者です。