コロンビア ペドロ・アントニオ・イドゥロボ/ナリーニョ エル・イゲロン農園
ブドウやレーズンのような甘さとコク、オレンジのような爽やかさと整ったバランス。
【生産エリア】ナリーニョ県サン・ロレンソ地区ベジャビスタ村
【生産者】ペドロ・アントニオ・イドゥロボ
【プロセス】ウォッシュド
【品種】」カスティージョ
【標高】1,890m(コーヒー生産国でも高い水準の標高)
【収穫期】4月-7月(ワインレッドに完熟したタイミング)
【 TASTING NOTE 】Grape,Raisin,Orange,CreamyMouthFeel,WellBalance.
【価格】1600円〜
コロンビア最南端にあり赤道直下のナリーニョ県。
長らく、反政府組織の活動が活発で、スペシャルティコーヒー産地としてのポテンシャルが眠ったままといわれてきた生産地です。
コロンビアのスペシャルティコーヒーの生産者育成と輸出に取り組んでいるBAN EXPORT社では、近年このナリーニョ県に拠点を開設し、
?新品種カスティジョ品種に適した収穫タイミング(今までの品種より2週間遅い)、
?適切な自然発酵時間(農園の気温・環境によって変わる)
?適切な乾燥方法(ビニールハウス付きアフリカンベッド)などを小規模生産者に指導して、また、品質に応じて高値でコーヒーを買い付けて、海外のスペシャルティコーヒーバイヤーへつないでいます。
ペドロ・アントニオ氏は、ナリーニョ県でわずか1ヘクタールの土地でコーヒーを栽培している小規模生産者の一人です。
30年前まで、コーヒーピッカーとして働き、ためたお金でコーヒー農園を買いました
4年前からスペシャルティコーヒー生産に取り組み、BANEXPORTから現代流のコーヒー生産を学び、例えば、昔は赤いチェリーを摘むようにと言われていましたが、今は、紫色のチェリーを摘むように収穫に対しても高い意識で、より素晴らしいスペシャルティコーヒーを生産することに尽力を費やしています。
ナリーニョのコーヒーは二年ぶりとなります。
味が濃く甘い果物を感じさせるのがナリーニョスペシャルティコーヒーの特徴だと感じています。
この「エル・イゲロン農園」も整ったバランスと濃厚で甘い果実感を持ち合わせたとても素晴らしいコーヒーです。